clangのインストール
で中断したclangのインストールをまたやってみました。
日本の諺に「急がば回れ」というのがありますが、今回は正攻法にソースをダウンロードしてビルドするという方法で行いました。パッケージのインストールはどこかの誰かがビルドしてくれたものをインストールする訳なのですが、微妙に違っただけでも出来ないことがあるので、やはりこの方法がいいのかなと思いました。
参考にしたのはこのブログです。
[C++11対応記念] clang/LLVMのインストールとGMPを使って円周率ベンチ。
ダウンロードしてきたのはこの3つです。
llvm-3.3.src.tar.gz LLVM source code
cfe-3.3.src.tar.gz Clang source code
compiler-rt-3.3.src.tar.gz Compiler RT source code
適当にllvmというディレクトリを作ってその中にllvm-3.3.src.tar.gzを展開します。
その展開したディレクトリ中の
llvm
/toolsにcfe-3.3.src.tar.gzを展開します。
このとき
mv cfe-3.3.src clang
とディレクトリ名を変えてやりました。
同じようにprojectsの下にcompiler-rt-3.3.src.tar.gzを展開します。
また
mv compiler-rt-3.3.src compiler-rt
と名前を変えてやりました。
llvm
tools
clang
projects
compiler-rt
という感じです。
以上の準備をしてから次のコマンドを順番にやりました。
./configure --enable-optimized --enable-jit
make
make check
make install
と言っても初心者なので何度か失敗しました。
gccより体感でインストール作業が半分か3分の1の時間で終わった感じです。
gccのコンパイル時には大量のワーニングが出たのですが、clangはそうでもなかったです。
これからgccとclangでコンパイルして比べてみたいと思います。
追記
ビルドに使ったディレクトリのものとインストールされたものでサイズ、時間が何故か違います。
62121304 7月 19 14:00 ~/llvm/llvm-3.3.src/Release+Asserts/bin/clang
51831756 7月 19 15:10 /usr/local/bin/clang
追記
ビルドに使ったディレクトリのものとインストールされたものでサイズ、時間が何故か違います。
62121304 7月 19 14:00 ~/llvm/llvm-3.3.src/Release+Asserts/bin/clang
51831756 7月 19 15:10 /usr/local/bin/clang
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